医学会放浪記

この本は、自分が医学会などで世界十数か国を訪れた時に、肌で感じたことを簡潔に書いたものです。アジアからヨーロッパ、米国などの旅行記です。天才画家の山下清にあこがれて行った放浪記でもあります。旅行先では、普通では考えられない出来事に対する瞬発力が求められます。そして、旅行は人生の縮図と思われます。さらに、ときどき、旅先で金銭を紛失しますが、今では、お布施と考えています。そう考えると、不思議に手元に戻ってきます。逆に、悔いや怨念の情念を抱くと、さらに事態は悪化します。旅先で何も出来事が起こらなかったら、少し寂しい気持ちになって帰国します。本音を言えば、旅行に行くために、研究を頑張っていると言っても過言ではありません。趣味とは恐ろしもので、突き詰めると、意外なおもしろい方向に向かいます。 自分は、日本国内では、無名ですが、海外のしかもインターネット上では、ちょっとした有名人です。 この隠れ家的なシチュエーションも気に入っています。